SKY-HI主催のボーイズグループ発掘オーディションから誕生した、ダンス&ボーカルグループ”BE:FIRST”(ビーファースト)。
「常にトップを狙う」というSKY-HIの願いが込められて命名されたBE:FIRSTは、まだプレデビューの段階でありながら、圧倒的なステージパフォーマンスで大きな注目を浴びています。
今回はメンバーのシュントが念願のデビューまでに、なぜ長い期間かかったのか?について調べました。
THA FIRST(ザファースト)オーディション唯一無二の天才シュント(久保舜斗)の声
シュントといえば10代にして歌、ダンス歴10年以上のキャリアを持ち、SKY-HIからも「あなたは天才です」「僕がいちばん欲しかった声、マジうらやましい」と絶賛される魅力的なかっこいい声の持ち主です。
シュントが歌ったらすぐわかるくらい、特徴的な印象に残る、BE:FIRST唯一無二の歌声です。
では何故、こんなに特別感の強いシュントが、もっと早くデビューが決まるきっかけがなかったのでしょうか?
正しい発声法がわからず練習できなかった
歌に関して、たくさん練習したいのだけれど、声が枯れてしまうため自分が納得いくまで練習できなかったと話しています。
喉に負担のかからない歌い方をしらないまま、上達するためにたくさん練習するので結果、声が枯れて練習自体ができないという状態が数年続いたようです。
りょんりょん先生(佐藤涼子)との出会いでシュント(久保舜斗)に革命が起きる
「革命ですね」と、自身でも自覚するほど変わったと言っています。
THA FIRSTオーディション合宿で、参加者達にボーカルレッスンをしていたりょんりょん先生(佐藤涼子)のレッスンを、始めの1時間ほど受けただけで、何年も悩んできた練習をすると声が枯れるという悩みがなくなりました。
正しい発声方法をプロのボイストレーナーから教わり、シュントの代名詞のかっこいいエッジボイスが開花し始めました。
THA FIRST(ザファースト)仲間との共同生活でシュント(久保舜斗)の心も変化する
音楽が好きな人しかいない、THA FIRSTオーディション合宿共同生活で、シュント自身も音楽との距離が近くなり、みんなでパフォーマンスを成功させて音楽を心から楽しみたいと思うようになりました。
以前はパフォーマンスは頑張るもの、突き詰めて最高のものを披露するという気持ちのほうが強く、シュント自身が音楽を楽しむという余裕は少なかったそうです。
SKY-HIからも「合宿に入ってからのシュントはみるみる表情が変わってきたね」と笑顔を見せていました。
筆者もTHA FIRSTオーディション合宿最初のクリエイティブ審査で、シュントのステージパフォーマンスを見て「なんて楽しそうに音楽を表現する人なんだろう」と自然と笑顔になりました。
それ以降、新しい楽曲のたびにとても気になるメンバーの1人です。
デビューをかけて、周りと競い自分が勝つというサバイバルオーディションというよりは、寝食を共にし、自分と同じ音楽が大好きな仲間と1つのチームとしてパフォーマンスを成功させたいという心の変化が、シュントの全ての表現力を色鮮やかに輝かせデビューへの道が自然と近づいてきたのです。
シュント(久保舜斗)が過去デビューできなかった原因
シュント自身は素晴らしい才能の持ち主です。
ですが、その才能が今ほど輝かなかったのは、いろんな音楽の経験がある人、感性を持つ人、考え方を持つ人との出会いが少なかったからだと思います。
SKY-HIもシュントに対して「音楽に対する感じ方や考え方、向き合い方が変わったことで、心が育ち耳が育った。耳が育ったことで技術も育った」と話していました。
オーディションという名の育成プログラムの下で、たくさんの素晴らしい才能を持つ人たちとの出会いが、シュントの埋もれていた才能を開花させてくれたのです。
人との出会いというのは、人生をあっという間に変えてしまうこともあるのだなぁとしみじみ感じました。
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